ご挨拶
GREETING

当協会は、昭和五十年に津軽地域のねぷた絵師や凧絵師、その他の関係者も含め、親睦と技量向上、後継者育成を目的として発足致しました。
初代会長である石澤龍峡氏が「津軽に伝わるねぷた絵、凧絵こそ、地域の最高の伝統文化である」と提唱され、新しい感覚を取り入れた作品も含め、総称して「津軽錦絵」とし、その作家の集団が「津軽錦絵作家協会」であります。
当協会も創立五十周年の節目にあたり、先人たちの気持ちに報いるべく、志を新たに、更に前進して参りたいと思います。
令和七年四月吉日
津軽錦絵作家協会
会長 相馬春陽
津軽錦絵作家協会のはじまり
BEGINNING
当協会は昭和五十年六月、組ねぷた師・石川稔さん一周忌の折、同家に集まった関係の方々から声があがり、後日、正式に発足しました。
親睦と技術向上、後継者育成を目的とした当協会は、石澤龍峡氏によって【津軽錦絵作家協会】と命名され、初代会長・石澤龍峡、副会長・長谷川達温、事務局長・阿部義夫、幹事・中野敬造など、顧問、会員、賛助会員、会友を含め二十七名の組織によるスタートでした。
主な事業としては、春秋2回の会員制作による錦絵展(第11回からは年1回)、また、弘前雪灯籠まつりの灯籠絵を制作する。
特筆すべきものとして、昭和五十二年あすなろ国体のアトラクションで出陣した弘前ねぷた絵の制作です。
当時、文京小学校体育館に全員が集まり、高さ十メートルの特大ねぷたと他二台の、計三台のねぷた絵制作は、郷土のまつりに携わる者として、大きな誇りでもありました。
※同事業の成功により、国土庁長官・田沢吉浪氏より協力会員が【最高雲漢賞】の大臣表彰を受ける。
※昭和55年1月28日、弘前ねぷたが重要無形民俗文化財に指定される。
当協会員もそれぞれの団体に所属し、自己の研鑽に努めつつ団体の核となって活躍しています。
令和七年、津軽錦絵作家協会は創立五十周年の節目の年を迎えます。
先人から受け継いだ伝統文化を心に刻み、会員一同皆様のご期待に応えるべく、技術向上を図り、努力精進して参る覚悟でございます。

歴代会長紹介
PRESIDENTS
初代 石澤 龍峡
会長就任
昭和五十年九月十三日
忌日
昭和五十五年七月三十一日

第二代 長谷川 達温
会長就任
昭和五十六年一月
忌日
平成元年一月十六日

第三代 阿部 義夫
会長就任
平成元年
忌日
平成元年一月十五日

第四代 中野 敬造
会長就任
平成二年
忌日
平成二十年四月三日

第五代 高橋 翔龍
会長就任
平成十一年
忌日
令和四年五月二十五日

第六代 三浦 呑龍
会長就任
平成十六年

第七代 相馬 春陽
会長就任
令和六年

津軽錦絵作家協会50年のあゆみ
HISTORY
昭和五十年–
昭和五十年六月一日
石川稔氏(故人・組ねぷた師)の一周忌同氏宅にねぷた関係者が集まり仮称「ねぷたの会」を発足する。
昭和五十年九月十三日
津軽在住のねぷた、凧絵師他関係者があつまり石澤龍峡氏(故人)が同会を「津軽錦絵作家協会」と命名する。初代会長には石澤龍峡氏が就任する。
昭和五十一年一月十五日
「第一回習作展」(かくは宮川デパート)を開催し好評を博す。以後毎年二回(春・秋)開催する。
昭和五十二年二月四日
「第一回弘前城雪燈籠まつり」が始まる。以後、毎年当会が雪燈籠全基の燈籠絵を制作協力する。
昭和五十二年十月二日
「第三十二回国民体育大会秋季大会」(あすなろ国体)の開会式において、当会が製作した超大型扇ねぷた(李逵奮戦の図・高さ10m)他、担ぎねぷた二台が運行され、天覧に供する。同事業の成功により、国土庁長官田沢吉郎氏より協力会員が「最高雲漢賞」の大臣表彰を受ける。
昭和五十五年一月二十八日
「弘前ねぷた」が重要無形民俗文化財に指定される。
昭和五十五年七月三十一日
石澤会長お逝去。
昭和五十六年一月
第二代会長に長谷川達温氏が就任する。
昭和五十六年四月
「弘前ねぷたの館 現、津軽藩ねぷた村」がオープンする。当会が製作した大型ねぷた(高さ10m)他、多数の作品が展示される。
昭和五十七年十月八日~十一日
当会主催による「石澤龍峡遺作展」を開催する。(弘前文化会館)
昭和五十八年二月十二日
北海道斜里町と弘前市の間で友好都市提携盟約調印が行われる。
昭和五十八年四月
米国シアトル市において弘前ねぷたが運行されたのを機に、同市日本文化会館に於いて初の海外展を開催。好評を博す。
昭和五十八年七月十五日
斜里町の「しれとこ夏まつり」に弘前ねぷた出陣。
昭和五十九年
斜里町ねぷた同好会より四名がねぷた製作研修生として来弘。当会員あげて指導のもとに、ねぷた絵数点を完成する。また、斜里町よりねぷた製作の講師依頼があり、当会より二名が派遣され、指導にあたる。
昭和六十年–
昭和六十年
創立十周年記念事業津軽錦絵展(弘前市民会館大会議室)を開催する。
津軽錦絵作家協会創立十周年記念式典・祝賀会を行う。
記念講演「ねぷたの話あれこれ」
講師 戸沢 武氏
(パレス瑞祥 十一月二十二日)
昭和六十二年
美術館建設促進協議会加盟(三月)
昭和六十三年
青森ねぶたの里へ会員の鏡絵二十点、見送り絵二十二点展示する。
平成元年–
平成元年
第三代会長に阿部義夫氏が就任する。
当会の「弘前ねぷた・津軽凧」の伝承、後継者育成・事業等への積極的協力が認められ、シルバー卍賞を受賞する。(十一月)
平成二年
第四代会長に中野敬造氏が就任する。
弘前市立観光館の大型ねぷた(8m)を会員の手で製作し展示される。
平成七年
第三十回津軽錦絵展(弘前市立観光館)を開催する。以後、会場を弘前市立観光館とする。
平成八年
津軽錦絵作家協会創立二十周年記念祝賀会を行う。
(サンパレス秋田谷 三月二日)
記念事業「先人展」開催
(弘前市立観光館)
四月二十七日~三十日
平成十一年
第五代会長に高橋翔龍氏が就任する。
平成十三年十月
津軽藩ねぷた村のリニューアルオープンにむけての作品製作
平成十五年一月
「冬季アジア大会」開・閉会式 入場行進プラカードのねぷた絵製作。
平成十六年
第六代会長に三浦呑龍氏が就任する。
平成十八年
津軽錦絵作家協会創立三十周年記念祝賀会を行う。
(フォルトーナ 二月十八日)
記念事業第四十一回津軽錦絵展
同時開催「先人展」
(百石町展示館)
平成二十一年二月
津軽錦絵チャリティー展(まちなか情報センター)を開催する。この年より平成二十三年まで年一回開催する。
平成二十四年五月
第五十回津軽錦絵展において「東日本大震災」被災地支援チャリティー色紙展を開催する。 以後毎年開催
平成二十八年
津軽錦絵作家協会創立四十周年記念祝賀会を行う。
(フォルトーナ 二月二十日)
平成三十年
高速道路雪燈籠絵製作
令和元年–
令和元年
第六十回津軽錦絵展を開催する
弘前城菊と紅葉まつり用ねぷた絵製作
令和二年
「星野リゾート 界 津軽」ねぷた絵展開催
令和三年
弘前城雪燈籠まつり 津軽錦絵大回廊絵製作
令和四年
弘前ねぷた三百年祭「城下の美風」事業 ねぷた絵製作
令和六年
第七代会長に相馬春陽氏が就任する。
主な活動
ACTIVITIES
●津軽錦絵作家協会「錦絵展」
●チャリティー色紙展
●津軽一円で開催されるねぷたまつりの制作
●友好都市・群馬県太田市 尾島ねぷたまつりの制作

協会概要
OUTLINE
団体名 | 津軽錦絵作家協会 |
代表者名 | 相馬春陽 |
会員数 | 13名 ※令和7年度現在 |
協会事務局 | 〒036-8346 青森県弘前市大浦町4-3 |
連絡先 | メールフォームをご利用ください。 |
入会の条件
CONDITIONS
協会会員の2名以上の推薦
各地ねぷたまつりにおいて参加している団体のねぷた絵の制作に携わった者